カテゴリー: 今月の新入荷

  • シングルモルト嘉之助 Artist Edition #4

    シングルモルト嘉之助 Artist Edition #4

    眠れる「金(ごん)」を探すように、一杯のグラスを手にしてみませんか。

    KANOSUKEの限定シリーズ「Artist Edition」第4作は、五行思想の「金」をテーマにした特別なウイスキーです。ラベルを手掛けたのはアーティストの湯浅景子さん。幾重にも色を重ねて削り出すような独自の技法で、「土の中から光を放つ金」を描き出しています。ボトルに触れた瞬間から、すでにアートと酒の世界が重なり合うような体験が始まります。

    中身はというと、KANOSUKEの象徴である3基のポットスチルを駆使し、ノンピート麦芽から生まれた多彩な原酒をヴァッティング。艶やかな果実味をもつスピリッツスチル2の原酒に、日本でも珍しい3回蒸留のバーボン樽原酒を合わせて深みを与えています。さらに、鹿児島・日置の地で熟成させたアイラ樽原酒が加わり、アイラ島と日置のふたつの潮風が重なり合う余韻を生み出しました。

    グラスを近づければ、ローズヒップの甘酸っぱいアロマに、ライチやはちみつの味わいが寄り添い、最後にはしっとりとした潮風の余韻が残ります。色は明るいゴールド。その輝きと香味は、まるで土中に眠る金を掘り当てるような感覚をもたらします。

    「金(ごん)」の名にふさわしい輝きと、重なり合うアロマと潮風。ぜひ、カウンターでじっくりと味わっていただきたい一本です。

  • YAMATOUMI GIN

    YAMATOUMI GIN

    「YAMATOUMI GIN 13TH BATCH」は、2025年5月13日に蒸留されたアルコール度数37%のスピリッツで、500本限定生産となっております。麦焼酎と粕取り焼酎をベースに、ホーリーバジルやジュニパーベリーを含む20種のボタニカルを使用しています。冷凍・乾燥素材を中心に蒸留し、畑で芽吹いたフレッシュなミントや百花蜜を加えることで、丸みのある味わいに仕上がりました。濁りは旨みとしてお楽しみいただけます。ハーバルな香りは温度によって表情を変え、ストレートや食前・食後など幅広いシーンでお試しいただけます。収穫から瓶詰めまで全て手作業で仕上げられた、野尻湖畔の畑から届く特別な一本です。

  • ジェムソン18年

    ジェムソン18年

    18年以上の歳月を重ねた、特別な一杯、ジェムソン18年。


    伝統的な製法で造られたスーパープレミアムなアイリッシュウイスキーです。マスターブレンダーが厳選した原酒を、ポットスチルウイスキーをはじめとする3種の個性でブレンド。上質なバーボンバレルとシェリーバットで18年以上熟成し、さらにアメリカンオーク樽で6ヶ月以上の追熟を重ねることで、ジェムソンらしいスムースさに複雑さとエレガンスが加わりました。

    グラスを近づけると、ウッディな香りと、スパイシーでトフィーのような甘やかさが立ち上ります。口に含めば驚くほどなめらかで、トフィーやスパイスの濃厚な味わいに、ウッドやレザーのニュアンスが重なり、かすかにシェリーとナッツ、そしてバニラの甘さが調和していきます。

    余韻は非常に長く、ウッドやスパイス、トフィーの風味が静かに続きます。おすすめはストレートやロックで、じっくりとその豊かさを味わっていただくこと。もちろん、ハイボールにしても爽やかで奥行きのある一杯になります。

    特別な日のお祝いに、大切な方へのギフトに、そして静かに自分を労う夜にも。ジェムソン18年は、長い時間をかけて育まれた厚みのある味わいで、きっと忘れられないひとときをもたらしてくれます。

  • カリラ41年1989/2024 54.3% キングスバリー35周年記念ボトル

    カリラ41年1989/2024 54.3% キングスバリー35周年記念ボトル

    この熟成年数でオロロソ樽熟成のカリラは、おそらく唯一無二の存在だろう。100万分の一、もしくはそれ以上に幸運な人だけがこのウイスキーにありつける。マホガニー色の外観は、これから起こる並外れたことへの期待値を上げる。香りは、濃い塩キャラメルの桶に飛び込みたくなるような、極上な体験。素晴らしい香りの後、口にすると濃厚でリッチなビターチョコレートのようなテクスチャー。フレーバーは非常に豊かで、糖蜜を絡めたダークカラメルトフィーの味わい。よく焼かれたダークフルーツケーキにシェリー樽由来の甘い一撃が加わり、時間をかけて楽しむ必要がある力強いウイスキー。フィニッシュもまた壮大で、じっくりと味わわないといけない。

キングスバリー社はスコットランド・アバディーンで設立され、1989年からシングルモルトのボトリングを開始し、現在はエジンバラを拠点に専門的な蒸留酒を取り扱うインディペンデント・ボトラーです。

創業35周年を迎え、アニバーサリーボトルを立て続けにリリースし、モルトファンの注目を浴びていますが、今月も超弩級のアイテムが登場いたしました。



    アイラでも屈指の人気蒸留所カリラのオロロソ樽長期熟成品で、なんと80年代初頭蒸留、41年熟成という驚異のアイテムです。画像をみていただいてもその濃厚な色合いに期待感しかないボトルですが、ゴードンライト氏のコメントをみてもわかるとおり、このクラスの古酒シェリー樽カリラが現存することにも驚きです。



    まさに唯一無二、キングスバリー社秘蔵中の秘蔵アイテムといっていいでしょう。当然生産数は104本しかなく、もしこれがオフィシャルボトルだったら、一体どのくらいの価格になるのだろうと、思わず想像してしまいます。壮大な味わいを体感して、カリラの持つポテンシャルに驚嘆していただきたいと思います。

  • マルスウイスキー Malt Duo

    マルスウイスキー Malt Duo

    2016年、鹿児島と北海道それぞれの地で蒸留を開始したマルス津貫蒸溜所と厚岸蒸溜所。気候風士が全く異なるこの二つの蒸溜所は、2018年に互いのモルト原酒を交換し、それぞれの地で熟成を始めました。

    このボトルは、マルス津貫蒸溜所で熟成させた「津貫」「厚岸」二つのモルト原酒をヴァッティングしたブレンデッドモルト、ジャパニーズウイスキーです。同時期に遠く離れた地でポットスチルに火を灯した、津貫と厚岸の協演をどうぞお楽しみください。

  • アイラ島9番目の新蒸溜所「アードナッホー」からオフィシャルボトル!

    アイラ島9番目の新蒸溜所「アードナッホー」からオフィシャルボトル!

    アイラ島9番目の新蒸溜所「アードナッホー」からオフィシャルボトル!
    今回のファーストリリースは80%がバーボン樽、残り20%がシェリー樽で5年間熟成。

    国内入荷600本の初回限定品!

    現地で一番最初にボトリングされるロットを航空便で輸入された「初物」です。 ファーストリリースの中の「ファーストボトリング」を、いち早くお楽しみ頂けます。 裏ラベルに現地での瓶詰日を記載した特別仕様となっています。

    アードナッホー蒸溜所

    同蒸溜所のオーナーであるハンターレイン社はオールド・モルト・カスク(OMC)やオールド&レア等のボトラーとして知られ、また近年ではスカラバスやジャーニーシリーズといったモルトウイスキーで人気を博しておりますが、代表であるスチュワート・レイン氏は若かりし頃にブルイックラディ蒸溜所で働いており、当時よりアイラ島への愛と情熱を持ち続けていました。 

2013年、スチュワート氏は息子であるアンドリュー氏、スコット氏とハンターレイン社を設立し、「自分たちの手でウイスキーを作る」という長年の夢に向かって動き出します。そして紆余曲折の後、彼らは2015年にアイラ島の北東部、アードナッホー湖畔にある土地を購入し、2016年後半には蒸溜所の建設に着手、2018年10月に蒸留を開始しました。

    正式なリリース前より、日本を含む世界中から多くの見学者に訪れ、そしてスコットランド随一と言える、その美しい景観に魅了されています。 


  • シングルモルト ジャパニーズウイスキー戸河内MISTY STILLMAN’S SELECTION

    シングルモルト ジャパニーズウイスキー戸河内MISTY STILLMAN’S SELECTION

    霧の満ちたトンネルの中で熟成した、戸河内の環境を体現しているかのような輝きと香りを放つウイスキー「シングルモルトジャパニーズウイスキー戸河内 MISTY(ミスティー) STILLMAN’S SELECTION」

    ≪霧をまとう樽で熟成した戸河内の自然を魅せるウイスキー≫
    広島北西部の山の奥深く、幻想的な霧が立ち込める戸河内トンネルで、SAKURAO DISTILLERYのウイスキーは熟成の時を重ねています。樽のフープが切れそうなほど錆び、樽には過酷といえる環境で熟成されたウイスキーは、特有の味わいと香りを魅せます。そして、霧に満ちた戸河内トンネルの中で、戸河内の環境を体現しているかのような輝きと香りを放つウイスキー樽を見つけました。スティルマンが繊細な感性で優れたモルト原酒を選んだ「シングルモルトジャパニーズウイスキー戸河内 MISTY STILLMAN’S SELECTION」。幻想的な戸河内の環境を象徴するウイスキーをお届けします。

    《戸河内貯蔵庫とは》
    県下最高峰の恐羅漢山や深入山、国の特別名勝・三段峡など、豊かな森林と清流が織りなす色彩、景観の美しさが際立つ安芸太田町戸河内。そんな山あいの、かつて鉄道用として使われていたトンネルを利用しているのが戸河内貯蔵庫です。トンネルの中は四季を通して冷涼な気温を保ち、樽のフープが錆びるほどの高い湿度。霧が立ち込めるトンネルの中でウイスキーは熟成を重ねていきます。

    《STILLMAN’S SELECTIONとは》
    海と山自然に恵まれたSAKURAO DISTILLERY。おだやかな瀬戸内海の潮風が届く桜尾貯蔵庫と中国山地の懐深く森林と清流に囲まれた戸河内貯蔵庫ではその環境の違いにより様々な原酒を生み出すことができます。100年以上の蒸留技術を受け継ぎ、数多な原酒をテイスティングしてきたスティルマンが繊細な感性で優れたモルト原酒を選び抜きました。ゆるやかに立ち上がるも、口に含んだ瞬間に広がるエステリーなフルーツの香りはスティルマンがこだわるSAKURAO DISTILLERYの原酒の特徴。スティルマンの信念と伝統が紡ぐ唯一の味わいを皆様にお届けします。



    ■テイスティングノート
色/明るい琥珀色
香り/バナナ、オレンジ、リンゴ、若草
味わい/アップルパイ、シュークリーム、ジャスミンティー
フィニッシュ/バニラや果物の甘みと清々しい香りが織りなす爽快な余韻が長く続く。

  • モートラック30年 350本限定

    モートラック30年 350本限定

    ファンの多いスペイサイドモルトのモートラック、350本限定の30年物が入荷致しました。かなり希少なボトルですので、残念ながら味見はまだしておりませんが、かなりの逸品だと確信しております!

  • ARGONNE 2014 / HENRI GIRAUD

    ARGONNE 2014 / HENRI GIRAUD

    メゾン アンリ・ジローが17世紀初頭、シャンパーニュのアイ村にブドウ畑を手に入れて約400年がたちました。上質なブドウを産出する畑は現在、12代目当主クロード・ジローに受け継がれ、年間25万本と少量ながら、アイ村のブドウの特性を生かしたシャンパーニュが丁寧に作られています。

    2002年、シャンパーニュ地方にとってきわめて素晴らしいブドウが収穫された年に、アンリ・ジローは新たな挑戦を行いました。それがこのアルゴンヌの森の樫樽に今まで以上にこだわったシャンパーニュ「ARGONNE アルゴンヌ」。アルゴンヌとは、シャンパーニュ地方にある樫の木の森のことで、アンリ・ジローは1625年の創業以来、このアルゴンヌの樫の木で造られる樽を使って、シャンパー ニュを仕立ててきました。

    今はもちろん、数年後でも楽しめるよう、長く保存できるワインの特性をすべてそなえている驚くべき品質は、経験豊かなシャンパーニュ愛好家だけではなく、上質のワインが好きな人をも魅了する味わいとなっています。

    凝縮された複雑なアロマを楽しむ

    アンリ・ジローの最上級キュヴェ、アルゴンヌは、アイ村の⾃社畑のブドウを100%使⽤し、アルゴンヌの森のオークの新樽100%で発酵・熟成させています。

    砕いたアーモンドや焦がしバター、レモンのコンフィ、アプリコット、ミント、プラリネ、ホワイトチョコレートにわずかにセージのニュアンスがあり、活気がありながら同時にシルキー。繊細で微妙なニュアンスを持ち、陰影を感じさせます。凝縮された複雑なアロマを楽しむにはボリュームのあるグラスで少し高めの温度がオススメ。栗やキノコを使った前菜やジビエ料理などにも合わせていただけます。

    生産本数約6,000本。アンリ・ジロー社ではこちらのキュヴェの販売数と同じ数だけアルゴンヌの森に植樹をする保護活動を行っています。

    セパージュ

    ピノ・ノワール 90% シャルドネ 10%/ アルゴンヌ産樫樽にて発酵、熟成。瓶内熟成6年。フロントラベルには、ドイツ人金細工師 ウヴェ・シエファーの金箔があしらわれ、専用ギフトボックスは、アルゴンヌ産の樫の木を使用しています。

    ブドウの優良年のみのリリースの為、過去には2002年、2004年、2008年、2011年、2013年とこの2014年の計6回しか造られていない貴重なシャンパーニュです。

  • アードベッグ ヘヴィー・ヴェイパー

    アードベッグ ヘヴィー・ヴェイパー

    アイラ島で毎年5月最終週から6月第1週にかけて開催されるウイスキー・フェスティバルに合わせ、世界中から集まる熱心なモルトファンに向けて日替わりで各蒸留所を開放する「オープン・デー」の  トリを飾るのが、毎年6月第1週土曜日に行われる「アードベッグ・デー」。2012年からは、アイラ島だけでなく世界中の熱狂的なアードベッグファン‟アードベギャン”をはじめとしたモルトファンとともにアードベッグで乾杯する「アードベッグ・デー」を、世界各地で同時開催しています。

    2023年のアードベッグ・デーを祝って誕生したスペシャルリリースは、これぞアードベッグの探求心と言わんばかりの発想から生まれた注目のボトル。アードベッグらしい究極にスモーキーながらも繊細な味わいのバランスを保つ要だったピュリファイアー(精留器)なくして生まれた驚きの限定品は、スパイシーで温かみを感じる口当たりです。ビタースイートな風味がはじけ、麻酔にかかったようなセンセーショナルで力強い余韻がその後に続きます。またの名を無敵のアードベッグ。一杯いただかないわけにはいかない逸品となりました。

    さらに、アードベッグのファンクラブである「アードベッグ コミッティー」メンバー限定のECサイトで、カスクストレングス*の限定ボトル「アードベッグ ヘビー・ヴェーパー コミッティーリリース」を4月18日(火)正午より発売いたします。「アードベッグ コミッティー」とは、アードベッグをこよなく愛するファンのために発足した会費無料のファンクラブで、20歳以上であればどなたでもオンラインでメンバー登録可能です。ご登録後には、蒸留所からの最新ニュースをお届けします。

    これまでの常識を覆すような発想で誕生した「アードベッグ ヘビー・ヴェーパー」。ピュリファイアー(精留器)の存在なくして究極のバランスは生み出されるのか?その答えがこのウイスキーの中にあります。ぜひこの機会にお試しください。

    カスクストレングス:蒸留後に加水作業を行わずにボトリングされたウイスキーのこと。通常、加水を行うことでアルコール度数が40%前後に調整されるが、カスクストレングスはアルコール度数が50~60度と高くなり、原酒が持つ強みを存分に生かしたウイスキーとなる。

    ⁡2023年のアードベッグ・デーを祝って誕生したスペシャルリリースは、これぞアードベッグの探求心と言わんばかりの発想から生まれた注目のボトル。なんと今回は、強烈にスモーキーながらもフルーティな味わいのアードベッグのバランスを保つ要であった、ピュリファイアー(精留器)を使わない方法で製造されました。製造責任者ビル・ラムズデン博士によると、蒸溜プロセス中の最も重い蒸気を上昇させ、それを集めて熟成、ボトリングしたとのこと。

    ⁡重い蒸気が立ち上り、濃厚で芳香なスモークと、刺激的な土の香りが肺を満たします。味わいには石炭のほこり、シャープなペパーミント、カルダモン、ダークチョコレート、ユーカリのノートが感じられます。フィニッシュにはアニスシードとシナモンパウダーが広がりメントールの香りがうっすらと残ります。ヘビーヴェーパーの発売に際してビル・ラムズデン博士は、「アードベッグでは精溜器が欠けていることは前例のないことです。このユニークな方法で蒸留することで、アードベッグの風味や性格がどのように変化するか、私は常に試してみたいと思っていました。

    さあ、アードベッグファンのみなさんにも試してもらう時がきました。これは、アードベッグの崇高なバランスが最も素晴らしい方法で崩れた、まさに魅惑的なドラムです」と述べました。アードベッグ コミッティーでは4月18日(火)正午よりカスクストレングスの限定ボトル「アードベッグ ヘビー・ヴェーパー コミッティーリリース」も販売されるようです。

    アードベッグ・デーとは

    ⁡アイラ島で毎年5月最終週から6月第1週にかけて開催されるウイスキー・フェスティバルに合わせ、世界中から集まる熱心なモルトファンに向けて日替わりで各蒸留所を開放する「オープン・デー」のトリを飾るのが、毎年6月第1週土曜日に行われる「アードベッグ・デー」。

    2012年からは、アイラ島だけでなく世界中の熱狂的なアードベッグファン‟アードベギャン”をはじめとしたモルトファンとともにアードベッグで乾杯する「アードベッグ・デー」を、世界各地で同時開催しています。