謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は、北新地レストランバー「セラ・アンフィニィ」をご愛顧賜り、誠にありがとうございました。
おかげさまで当店は、1990年の創業以来、多くのお客様に支えられ、本年も新しい年を迎えることができました。心より御礼申し上げます。
さて、新年の営業は1月5日より開始いたしております。
本年も、変わらぬ味と心地よいひととき、そして北新地にふさわしい上質な空間をお届けできるよう、スタッフ一同、より一層努めてまいります。
皆様にとって、健やかで実り多き一年となりますようお祈り申し上げます。
本年も変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
セラ・アンフィニィ スタッフ一同
News
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新年のご挨拶ならびに営業開始のご案内

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G&M Mr. George Legacy Glen Grant 1954 70yo

創業130周年を迎えた名門ゴードン&マクファイル(G&M)は、同社の2代目当主ジョージ・アーカート氏へのオマージュとして、希少かつ超長期熟成のシングルモルトを瓶詰めした特別なシリーズを展開してきました。第5弾はその集大成であり、1954年に蒸留、70年もの長きにわたってファーストフィル・シェリーパンチョンで熟成されたグレングラントが登場しました。
このボトルは、ジョージ氏の“完璧な一杯”への情熱を象徴する存在であり、スピリッツ、オーク、そして時間を極めた哲学が凝縮された1本です。
歴代レガシーを徹底比較:5本の個性と魅力を一挙紹介
このシリーズは、以下の5つのヴィンテージ・グレングラントで構成されています。すべてファーストフィル・シェリー樽熟成でありながら、それぞれが異なる香味を備えています。
第1弾
1953年12月24日 67年 59.4% シェリーバットNo.4209 355本 レーズン、干しイチジク、ランシオ香、キャラメルとチョコ、リコリス、焦げたオーク
第2弾
1957年 64年 56.1% シェリー樽No.3438 298本 ベリー、ダークチョコ、紅茶、ユーカリ、熟成オーク、黒胡椒
第3弾
1959年10月15日 63年 56.5% シェリーバットNo.3665 368本 ブラウンシュガー、赤果実、チョコ、ナツメグ、熟成感
第4弾
1958年 65年 59.4% シェリー樽No.3818 376本 オレンジピール、エスプレッソ、キャラメル、ランシオ、冷燻
第5弾
1954年4月24日 70年 50.5% シェリーパンチョンNo.1823 130本 バニラファッジ、赤リンゴ、くるみ、キャラメルバナナ、ダークチョコ、スモーキーな余韻入手困難な伝説の一杯:コレクターが追い求める理由
このクラスの超長期熟成は、ただ飲むためのウイスキーという枠を越えています。口に含む楽しみはもちろんのこと、コレクションとして、そして文化的遺産としての価値すら宿しています。手に入れるのは容易ではありませんが、ウイスキー愛好家や研究者、そしてコレクターの皆様にとっては、まさに垂涎の的といえる一本です。
そして、G&Mという歴史ある瓶詰業者が積み上げてきた哲学を知ることは、シングルモルトの奥深さを理解するうえで大きな手がかりになります。ウイスキーの選び方にも、楽しみ方にも、新しい視点を与えてくれるはずです。
香りは、バニラファッジや焙煎したコーヒーのほろ苦さ、そして豊かな果実香がゆっくりと立ち上がります。一口含めば、赤リンゴの甘み、ドライオレンジピールのほろ苦さ、キャラメルバナナの厚み。そこにタバコやチョコレート、ほのかなスモークが寄り添い、70年という時がまとめあげた重層的な世界をつくり出しています。
シリーズを通して感じられるのは、G&Mの熟成技術と、ジョージ氏が掲げた“完璧な一杯”への哲学が、一本ずつ形を変えて結晶化していることです。このウイスキーは、時間の重みと、人の情熱が静かに織りなした、ひとつの芸術品といっても過言ではありません。
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スカラバス アイレイ・シングル・モルト・ウイスキー30年

「スカラバス30年」。このボトルは、ただの長熟アイラじゃありません。2013年創業の独立瓶詰業者「ハンターレイン(HL)」社。名門ダグラスレイン社から分かれた一族が立ち上げた会社で、看板ブランド「オールド・モルト・カスク(OMC)」シリーズで知られています。さらに彼らは、アイラ島9番目の蒸留所「アードナッホー」のオーナーでもあり、蒸留からボトリングまで、アイラモルトの魅力を熟知した“真の職人集団”なんです。
そんなHL社が手がける「スカラバス」は、2019年に登場したブランド。蒸留所名を明かさない“シークレット・アイラ”として知られ、その謎めいた素性と驚くほどのクオリティ、そしてデザイン性の高さで、世界中のウイスキーファンを虜にしています。
そしてこの30年熟成。わずか751本だけの限定ボトルです。長い歳月の中でピートの煙は角をとり、潮風のミネラルと熟した果実が絡み合い、まるで深呼吸するように香りが広がる。バタースコッチやレモンゼスト、シナモン、革のニュアンスが続き、余韻は静かに、永く、気高く残ります。
スカラバスとは古ノルド語で「岩の多い場所」。ラベルに描かれた日照計は、探究心を象徴するもの。HL社の理念を映すように、“探す者にのみ見つかる”という言葉が添えられています。
もしこのボトルに出会えたなら、あなたの探究心が導いた一杯となると思います。 -
スプリングバンク&ハイゼルバーン

スプリングバンク10年 46.0%
軽くピートを焚き込んだ麦芽を使用し、独自の2回半蒸溜で仕上げたキャンベルタウンモルトです。バーボン樽60%、シェリー樽40%の原酒構成。香りはグーズベリーやマンゴー、バニラ、コムハニーが広がり、味わいはオレンジやトフィの甘みにナツメグとシナモンがアクセントを添えます。海風を思わせる潮の余韻が心地よく、“モルトの香水”と称される一本です。
スプリングバンク12年 カスクストレングス 55.9%
バーボン樽60%、シェリー樽35%、ラム樽5%を使用した限定ボトル(日本入荷750本)です。加水をしていないため、スプリングバンクの力強い個性をそのまま感じられます。香りはパイナップルやバナナケーキの甘やかさ、味わいはミルクチョコレートとクレームブリュレが濃厚に広がり、シナモンが余韻を引き締めます。豊潤で満足感の高い仕上がりです。
ヘーゼルバーン8年 シェリーウッド 48.2%
オロロソシェリー樽原酒のみを使用した8年熟成(日本入荷708本)です。ノンピートで三回蒸溜という繊細な造りに、シェリー樽の甘みが重なります。香りはシナモンやココアパウダー、味わいはミックスベリーやトフィープディング、フィニッシュにヘーゼルナッツとクルミの香ばしさが残ります。優しい果実味とナッティな深みの調和が魅力です。
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アードベッグ アンソロジー 15年 ベヒルズ・テール

こちらは「アードベッグ アンソロジー15年 ベヒルズ・テール」。アードベッグが手がけた限定シリーズ“アンソロジー”の三作目にして最終章、そして、シリーズの中でも不朽の名作と呼ばれている一本です。クラシックなアードベッグの力強いスモークに、甘く繊細な余韻を重ねた、集大成のような仕上がりになっています。
この「アンソロジー」シリーズは、希少で奇妙なウイスキーにまつわる“物語”をテーマにしています。その最終章である15年熟成のベヒルズ・テールは、スコットランドの幻獣“ベヒル”から着想を得ており、どこか幻想的で、深みのある表情を見せてくれます。
ビル博士が手がけた特別なデザイナーバーボンカスクを使用しており、樽は自然乾燥のうえで長くトーストし、短くチャーするという独自の仕上げ。その熟成によって、香りと余韻が蛇行するように滑らかに続いていくんです。
香りはスモーク、糖蜜、スパイスの奥にトーストアップルとレーズンの甘み。少し加水すると、ユーカリやメントール、フェンネルやパインの爽やかさが顔を出します。味わいは、ピートスモークから粗挽きコーヒー、カラントへと変化し、レモンバルサムとスモークマンダリンの甘酸っぱさが絡み合います。
そして最後に訪れるのは、ベヒルの名にふさわしい長くうねる余韻。バニラとスモークバターが静かに残り、時を忘れるような心地よさを感じていただけます。
アードベッグの探究心が結実した、まさに“物語のラストシーン”を飾る一杯です。ゆっくりと、物語の余韻とともにお楽しみください。
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シングルモルト嘉之助 Artist Edition #4

眠れる「金(ごん)」を探すように、一杯のグラスを手にしてみませんか。
KANOSUKEの限定シリーズ「Artist Edition」第4作は、五行思想の「金」をテーマにした特別なウイスキーです。ラベルを手掛けたのはアーティストの湯浅景子さん。幾重にも色を重ねて削り出すような独自の技法で、「土の中から光を放つ金」を描き出しています。ボトルに触れた瞬間から、すでにアートと酒の世界が重なり合うような体験が始まります。
中身はというと、KANOSUKEの象徴である3基のポットスチルを駆使し、ノンピート麦芽から生まれた多彩な原酒をヴァッティング。艶やかな果実味をもつスピリッツスチル2の原酒に、日本でも珍しい3回蒸留のバーボン樽原酒を合わせて深みを与えています。さらに、鹿児島・日置の地で熟成させたアイラ樽原酒が加わり、アイラ島と日置のふたつの潮風が重なり合う余韻を生み出しました。
グラスを近づければ、ローズヒップの甘酸っぱいアロマに、ライチやはちみつの味わいが寄り添い、最後にはしっとりとした潮風の余韻が残ります。色は明るいゴールド。その輝きと香味は、まるで土中に眠る金を掘り当てるような感覚をもたらします。
「金(ごん)」の名にふさわしい輝きと、重なり合うアロマと潮風。ぜひ、カウンターでじっくりと味わっていただきたい一本です。



