10月のお薦めコース

1・季節の前菜盛り合わせ
2・浜名湖産スッポンのガルビュール
(具沢山のキャベツと豆とベーコンのスープ)
3・北海道産秋刀魚のジェノベーゼ 大葉風味
4・ノルウェーサーモンのムニエル ベアルネーズソース
5・A5黒毛和牛ロース肉のカツレツ トリュフ薫るドフィノワ添え
6・本日のアイスクリームとフルーツ

お一人様 ¥ 12,000(税・サ別)※前日迄にご予約下さい。
※他に、その時期の高級食材を使った、¥ 18,000、¥24,000のコースもございます。

そのほか、旬の食材を用いた今月のアラカルトメニューは「北新地で過ごす夜は、特別にシェフがご用意するお料理で」をご覧ください。

8月のお薦めコース料理

旬の素材を用いたお得なコースです。
1. 季節の前菜盛り合わせ
2. 北海道産 ホタテ貝柱と徳島県産ウナギの燻製
3. 夏野菜たっぷりスパゲティ・オルトラーナ
4. 和歌山県加太産 スズキのポワレ サルサ・メヒカーナ
5. A5黒毛和牛ロースのカツレツ 夏野菜のヌイユとルダバガのロースト添え
7. 本日のアイスクリームとフルーツ
お一人様 ¥ 12,000(税・サ別)※前日迄にご予約ください。
※他にその時期の高級食材を使った¥ 18,000、¥24,000のコースもございます。

そのほか、多彩な料理をご用意しています。詳しくは下記ページをご覧ください。

 

モートラック30年 350本限定

モートラック30年

ファンの多いスペイサイドモルトのモートラック、350本限定の30年物が入荷致しました。かなり希少なボトルですので、残念ながら味見はまだしておりませんが、かなりの逸品だと確信しております!

ARGONNE 2014 / HENRI GIRAUD

ARGONNE 2014 / HENRI GIRAUD

メゾン アンリ・ジローが17世紀初頭、シャンパーニュのアイ村にブドウ畑を手に入れて約400年がたちました。上質なブドウを産出する畑は現在、12代目当主クロード・ジローに受け継がれ、年間25万本と少量ながら、アイ村のブドウの特性を生かしたシャンパーニュが丁寧に作られています。

2002年、シャンパーニュ地方にとってきわめて素晴らしいブドウが収穫された年に、アンリ・ジローは新たな挑戦を行いました。それがこのアルゴンヌの森の樫樽に今まで以上にこだわったシャンパーニュ「ARGONNE アルゴンヌ」。アルゴンヌとは、シャンパーニュ地方にある樫の木の森のことで、アンリ・ジローは1625年の創業以来、このアルゴンヌの樫の木で造られる樽を使って、シャンパー ニュを仕立ててきました。

今はもちろん、数年後でも楽しめるよう、長く保存できるワインの特性をすべてそなえている驚くべき品質は、経験豊かなシャンパーニュ愛好家だけではなく、上質のワインが好きな人をも魅了する味わいとなっています。

凝縮された複雑なアロマを楽しむ

アンリ・ジローの最上級キュヴェ、アルゴンヌは、アイ村の⾃社畑のブドウを100%使⽤し、アルゴンヌの森のオークの新樽100%で発酵・熟成させています。

砕いたアーモンドや焦がしバター、レモンのコンフィ、アプリコット、ミント、プラリネ、ホワイトチョコレートにわずかにセージのニュアンスがあり、活気がありながら同時にシルキー。繊細で微妙なニュアンスを持ち、陰影を感じさせます。凝縮された複雑なアロマを楽しむにはボリュームのあるグラスで少し高めの温度がオススメ。栗やキノコを使った前菜やジビエ料理などにも合わせていただけます。

生産本数約6,000本。アンリ・ジロー社ではこちらのキュヴェの販売数と同じ数だけアルゴンヌの森に植樹をする保護活動を行っています。

セパージュ

ピノ・ノワール 90% シャルドネ 10%/ アルゴンヌ産樫樽にて発酵、熟成。瓶内熟成6年。フロントラベルには、ドイツ人金細工師 ウヴェ・シエファーの金箔があしらわれ、専用ギフトボックスは、アルゴンヌ産の樫の木を使用しています。

ブドウの優良年のみのリリースの為、過去には2002年、2004年、2008年、2011年、2013年とこの2014年の計6回しか造られていない貴重なシャンパーニュです。

アードベッグ ヘヴィー・ヴェイパー

アードベッグ ヘヴィー・ヴェイパー

アイラ島で毎年5月最終週から6月第1週にかけて開催されるウイスキー・フェスティバルに合わせ、世界中から集まる熱心なモルトファンに向けて日替わりで各蒸留所を開放する「オープン・デー」の  トリを飾るのが、毎年6月第1週土曜日に行われる「アードベッグ・デー」。2012年からは、アイラ島だけでなく世界中の熱狂的なアードベッグファン‟アードベギャン”をはじめとしたモルトファンとともにアードベッグで乾杯する「アードベッグ・デー」を、世界各地で同時開催しています。

2023年のアードベッグ・デーを祝って誕生したスペシャルリリースは、これぞアードベッグの探求心と言わんばかりの発想から生まれた注目のボトル。アードベッグらしい究極にスモーキーながらも繊細な味わいのバランスを保つ要だったピュリファイアー(精留器)なくして生まれた驚きの限定品は、スパイシーで温かみを感じる口当たりです。ビタースイートな風味がはじけ、麻酔にかかったようなセンセーショナルで力強い余韻がその後に続きます。またの名を無敵のアードベッグ。一杯いただかないわけにはいかない逸品となりました。

さらに、アードベッグのファンクラブである「アードベッグ コミッティー」メンバー限定のECサイトで、カスクストレングス*の限定ボトル「アードベッグ ヘビー・ヴェーパー コミッティーリリース」を4月18日(火)正午より発売いたします。「アードベッグ コミッティー」とは、アードベッグをこよなく愛するファンのために発足した会費無料のファンクラブで、20歳以上であればどなたでもオンラインでメンバー登録可能です。ご登録後には、蒸留所からの最新ニュースをお届けします。

これまでの常識を覆すような発想で誕生した「アードベッグ ヘビー・ヴェーパー」。ピュリファイアー(精留器)の存在なくして究極のバランスは生み出されるのか?その答えがこのウイスキーの中にあります。ぜひこの機会にお試しください。

カスクストレングス:蒸留後に加水作業を行わずにボトリングされたウイスキーのこと。通常、加水を行うことでアルコール度数が40%前後に調整されるが、カスクストレングスはアルコール度数が50~60度と高くなり、原酒が持つ強みを存分に生かしたウイスキーとなる。

⁡2023年のアードベッグ・デーを祝って誕生したスペシャルリリースは、これぞアードベッグの探求心と言わんばかりの発想から生まれた注目のボトル。なんと今回は、強烈にスモーキーながらもフルーティな味わいのアードベッグのバランスを保つ要であった、ピュリファイアー(精留器)を使わない方法で製造されました。製造責任者ビル・ラムズデン博士によると、蒸溜プロセス中の最も重い蒸気を上昇させ、それを集めて熟成、ボトリングしたとのこと。

⁡重い蒸気が立ち上り、濃厚で芳香なスモークと、刺激的な土の香りが肺を満たします。味わいには石炭のほこり、シャープなペパーミント、カルダモン、ダークチョコレート、ユーカリのノートが感じられます。フィニッシュにはアニスシードとシナモンパウダーが広がりメントールの香りがうっすらと残ります。ヘビーヴェーパーの発売に際してビル・ラムズデン博士は、「アードベッグでは精溜器が欠けていることは前例のないことです。このユニークな方法で蒸留することで、アードベッグの風味や性格がどのように変化するか、私は常に試してみたいと思っていました。

さあ、アードベッグファンのみなさんにも試してもらう時がきました。これは、アードベッグの崇高なバランスが最も素晴らしい方法で崩れた、まさに魅惑的なドラムです」と述べました。アードベッグ コミッティーでは4月18日(火)正午よりカスクストレングスの限定ボトル「アードベッグ ヘビー・ヴェーパー コミッティーリリース」も販売されるようです。

アードベッグ・デーとは

⁡アイラ島で毎年5月最終週から6月第1週にかけて開催されるウイスキー・フェスティバルに合わせ、世界中から集まる熱心なモルトファンに向けて日替わりで各蒸留所を開放する「オープン・デー」のトリを飾るのが、毎年6月第1週土曜日に行われる「アードベッグ・デー」。

2012年からは、アイラ島だけでなく世界中の熱狂的なアードベッグファン‟アードベギャン”をはじめとしたモルトファンとともにアードベッグで乾杯する「アードベッグ・デー」を、世界各地で同時開催しています。

シングルブレンデッド富士 2022マスターピース

シングルブレンデッド富士 2022マスターピース

富士御殿場蒸溜所のモルトウイスキー、グレーンウイスキーのみでブレンドされたシングルブレンデッドウイスキー。30年以上熟成した歴史ある原酒に加え、赤ワイン樽、ビール樽で熟成し御殿場原酒の特長を伸ばしたチャレンジ原酒等をブレンド。現在の富士御殿場蒸溜所の特長を最大限活かした特別な限定品。
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味わい

【トップノート】
カスタード、ダークチョコレートの甘く凝縮した香りの中に、長期熟成ならではの香木を想わせる香りが仄かに立ち上る甘い熟成香の後には、ダークチェリーや、熟したイチゴのような赤い果実に黄桃、アプリコットのフルーティな香りが感じられる。

【パレート】
口中では、長熟シェリーを想わせる香りや、ライ麦パンのような香ばしくスパイシーさが心地よく、仄かに金木犀やライチのようなフローラルさも感じられる。

【フィニッシュ】
程よい甘味と酸味の後に、心地よいウッディさと熟した果実の香りの余韻が長く続く。

キリン 富士御殿場蒸溜所のウイスキーづくり

約50年の歳月をかけて磨かれた富士の伏流水、冷涼な気候と年間を通じて発生する霧、裾野の森林に浄化された空気。
富士御殿場蒸溜所でつくられる原酒たちは、富士の雄大な自然の息吹を、その香りと味わいに溶け込ませながら、静かに目覚めの時を待っています。

1973年の操業開始以来、スコッチ・アメリカン・カナディアンという世界の代表的なウイスキー製造技術を導入し、キリンの培ってきた醸造技術ときめ細やかなノウハウを融合させ、日本の気候・風土に根差した独自のウイスキーづくりを続けています。

富士山のふもとで育まれた、清らかな中にひろがる果実や花を想わせる複層的で華やかな香り。「美しい」味わいのウイスキーをぜひお愉しみください。

マスターブレンダー 田中城太より

「富士」ブランドでのシングルブレンデッド商品として発売する記念すべき第一弾、2022年の渾身の作として、数量限定でシングルブレンデッド富士 2022マスターピースという作品を創りました。

モルトウイスキーは富士御殿場蒸溜所を代表するバーボン樽熟成のフルーティなタイプを中心に、長期熟成原酒、赤ワイン樽、ビール樽など、特殊樽と呼んでいる、彩とりどりな香味特長を持つ原酒を使用しています。グレーンウイスキーは富士御殿場蒸溜所が誇る3つの蒸留方式でつくり分けた味わい豊かでそれぞれに特長のある原酒群の中から、長熟の“バッチ式ミディアムグレーン”と華やかな果実香のヘビーグレーンを使用。
富士御殿場蒸溜所ならではの原酒特長を最大限に活かすため、30年以上熟成し、富士の自然の息吹がふんだんに溶け込んだ原酒をはじめ、多彩な原酒をブレンドしています。


個々の原酒特長が鮮やかにあらわれながら、非常に調和のとれた心地よい味わいを目指し、テストブレンドを繰り返して創り上げました。
長期熟成原酒由来の甘く複雑で深淵な熟成香と共に、何層にも感じられる熟した果実香、その中に垣間見えるフローラルさやスパイシーさも心地よい、彩り豊かな香味の協演をお愉しみください。

新しいカテゴリーを創り出したパイオニアとして、国際的な業界誌 ウイスキーマガジン最新号(2022年3月号)で取り上げられたシングルブレンデッド富士 2022マスターピース。シングルブレンデッドとは、富士御殿場蒸溜所でつくられたモルトウイスキーとグレーンウイスキーだけをブレンドした商品です。我々はこれまでも同じスタイルのものはつくってきていましたが、2021年のジャパニーズウイスキーの定義化を受けて、改めて世界でも稀なこのスタイルを「シングルブレンデッド」という新しいカテゴリー名として提案し、ウイスキー業界で正式に認められました。


仕込から蒸留・熟成・ボトリングまでの全ての工程を同じ蒸溜所でおこなった、ブレンデッドウイスキーとしては世界でも稀有な商品であり、これが“パイオニア“と称された所以です。シングルブレンデッド富士 2022マスターピースは、まさに、富士山のふもとで育まれた世界的にも希少なブレンデッドウイスキーなのです。

ルーシー・マルゴー

ルーシー・マルゴー

Lucy Margaux
料理人としてホスピタリティ・マネジメントのキャリアをスタートさせたアントン・ファン・クロッパーですが、10年以上に渡るその経験の中で多くの偉大なワインに出会い感化されたことから、自らの手でブドウ造りをする意思を固めました。アデレード大学で醸造学と農業科学を学び、首席で大学を卒業し学位を取得しました。

大学卒業後はしばらく世界中を旅しながら、ドイツ、ニュージーランドそしてアメリカのオレゴン州でワイン造りに携わりました。幸運なことにワイン造りに対する概念を打ち破るような機会を与えてくれた多くのワインメーカーと働くことが出来、オレゴンのドメーヌ セリーヌで働いていた頃には、偉大なワインとは、ブドウが生まれ育った環境や畑の声を表現するもので、その表現を損なうような醸造からは退屈なワインしか生まれないという考えに至っていました。アントンは優れたワインメーカーはブドウ畑の一区画毎の違いや声に耳を傾け、熟知していなければならないと思っているのです。

アントンは2002年に妻のサリー、娘のルーシー・マルゴーと共に、アデレード ヒルズの16エーカーのチェリー果樹園を購入し、自らのワイナリーを立ち上げました。アントンとサリー、娘のルーシー マルゴーが目指すのは自らの個性と共生する自然を表現するワインです。それを最高レベルで達成するために、人工・自然にかかわらず酵母、バクテリア、酸、糖など一切の添加物を加えません。アントン曰く、ワインメーカーは芸術家になるのか化学者になるのかを選ぶことが出来る、と。彼は、ワイン造りは職人の手工芸品だと信じており、アントンの下す全ての決断は、ワインが持つ真のアイデンティティを発揮させることを目的に、ワイングラスと伝統的な手法に助けを借りてなされているのです。アントンはジェームズ アースキン(ヤウマ)、トム ショブルック(ショブルック)、サム ヒューズ(オーストラリア ナチュラル ワイン界の第一人者:故人)と共にオーストラリアで最も革新的な新世代ワインを作る“ザ ナチュラル ワイン セオリー”にも属しており、今世界で最も注目を浴びるアーティストなのです。


ルーシー マルゴーはアントン ファン クロッパーが愛娘ルーシー マルゴーの名前を冠して設立したワイナリーです。元シェフにしてアデレード大学醸造科の主席レベルで卒業した天才。彼が生み出すワインは現在オーストラリア国内に留まらず世界中でセンセーションを巻き起こしています。糖度計やその他の機械類で測定された数値には一切頼らない彼のワイン作りはシンプル。収穫期には毎日10kg近くブドウを食べるという程に果実の味わいから齎されるインスピレーションこそが彼のワインのスタイルを決定するのです。収穫されたブドウは全て野生酵母で発酵。温度コントロールも行わない為に出来上がるワインは毎年味わいが違います。加えて毎年収穫されるブドウの味わいによってブレンドやキュヴェを作り変える為に、同じスタイルのワインが殆ど作られません。補酸も補糖も行いません。清澄剤やエンザイムといった添加物も一切使用しません。醸造中はSO2も一切使用しませんが、ボトリングの際には0ppm~20ppmの極僅かな量だけSO2を使用します。彼のスタイルはあくまで「あるがまま」。ワインを飲むと彼の奇人的外見とは裏腹に、ピュアで身体に染み入る様な優しさが印象的です。

2021年 ピカデリー シャルドネ

果実は全房プレスされ、680リットルの表面をガラス化したセラミック・エッグで発酵させ、澱の上(シュール・リー)で熟成させます。ワインはフリーランジュースのみです。アルコール度数12.0%。

2021年 ピカデリー ピノ・ノワール

アルコール度数10.5%で、軽いボディー。レッドチェリーやハイビスカスの香り、クランベリーような味わい、そして、フレッシュな酸味のある大人のグレープジュースです。ルーシーマルゴーのアントン・ファン・クロッパー氏が得意とするピュアな果実感が表現されたピノノワール。
発酵前に全房のブドウを足踏みし、その後、浸漬したブドウを2000Lのオーク製発酵槽に入れ、1日1回3週間優しく足踏みしました。ワインはプレスされ、800Lの卵型のアンフォラで熟成されました。

セメタリーブロック農園は、南オーストラリア/アデレードヒルズのピカデリーヴァレーの麓にあり、沖積黒砂土の土壌でブドウの木は長梢剪定されています。この農園はJenny Griggs氏とJames Griggs氏によって運営されており、彼らは6代目にあたります。

6月のお薦めコース

1・季節の前菜盛り合わせ
2・徳島県産ハモと淡路ウニ 初夏の香り
3・空豆のガレットとトウモロコシの冷製ポタージュ
4・本日入荷鮮魚のヴァプール(蒸し料理)オレンジ薫る白ワインクリームソース
5・A5黒毛和牛ロースのポアレ マルシャン・ド・ヴァン・バターを添えて
7・本日のアイスクリームとフルーツ

お一人様 ¥ 12,000(税・サ別)※前日迄にご予約下さい。
※他に、その時期の高級食材を使った、¥ 18,000、¥24,000のコースもございます。

ローズバンク31年リリース2

ローズバンク31年リリース2

26年の時を経て遂に復活なった、スコットランドはローランドのローズバンク蒸留所の記念すべきセカンドリリース、31年熟成が入荷いたします。1840年にジェームズ・ランキン氏によって創設されたローズバンク蒸留所はローランドの王様とも呼ばれていましたが、残念ながら1993年に当時のオーナーであるUDV(現ディアジオ)社によって閉鎖されてしまいました。その後建物が歴史的建造物に指定され、また不運にも蒸留器とマッシュタンが盗まれるという惨事にも見舞われたため、手つかずのままでした。

そんな中、遂に2017年にイアンマクラウド社が建物と土地の買収を成功させ、その後ブランド権及び樽在庫の買い取りにも成功しました。同社の社長であるレナード・ラッセル氏は「最良のウイスキーであるローズバンクを再興させることはまさに私の夢であり、誇りに思います。昔のローズバンクを再現することが出来るまで、新生ローズバンクはリリースしません。それは長い年月をかけた遺産づくりとなります」と語っています。

記念すべき第二弾となる今回の31年熟成は、蒸留所閉鎖前の貴重な長期熟成品で、古き良きローズバンクの特徴であるスムースさを最も持ち合わせている樽を選び出し48.1%で瓶詰めされ、6,000本が全世界で発売されました。使用している樽は約6割がリフィルシェリー樽、約4割がリフィルバーボン樽です。

オフィシャルテイスティングノート

香りはシトラス、レモングラスにコリアンダーシード、クローヴにソフトなバニラとアーモンドの砂糖漬け。味は長期熟成ながら素晴らしくライトでフレッシュ、ミントやカモミールにレザー、ベリーにバナナのパン、フィニッシュは長く、より甘くなり、ピーチやオーク、ハーブ。

アンリ・ジロー ソレラ・ラタフィア・シャンプノワ

アンリ・ジロー ソレラ・ラタフィア・シャンプノワ

Henri Giraud / Solera Ratafia de Champagne VDL 17vol

1990年からメゾン アンリ・ジローで造られているラタフィアシャンパーニュです。ブランデーを添加して酒精強化したアンリ・ジローのモスト果汁を毎年アンリ・ジローがこだわり抜いたアルゴンヌ産オークの小樽で熟成させるソレラ方式を採っています。

ソレラ式とは、毎年造られたその年のワインを足していくシェリーなどと同様の製法。新しく造られたラタフィア(Vin de Liquor)が入った樽から古いラタフィアが入った樽までを3段階にグルーピングしてワインを貯蔵熟成いたします。そこで、最も古いラタフィアが貯蔵された樽を「ソレラSOLERA」と呼び、そのソレラからボトルに入れられます。瓶詰め出荷すると、ソレラの樽のラタフィアが減ってしまうため、その減った分を2番目に古い「第1クリアデラ」と呼ばれる樽から補充します。
そして第1クリアデラの減った分を次に古い「第2クリアデラ」から補充します。順々に補充をする仕組みをソレラシステムと呼び、この仕組みを用いることで、アンリ・ジローのラタフィアの生産年や品質が均一化し、より安定し熟成させたものを生み出すことができるのです。

⁡上質のピノ・ノワールが贅沢に使われ、香り高く優雅の味わい。柑橘類の爽やかな香りと、きちんとした酸があり、すっきりした甘さでデザートやチーズとの相性が良く、ボトルもスタイリッシュ。アイ村グラン・クリュの自社畑で収穫されたブドウのみを使用。ブドウジュースにブランデーを添加して酒精強化し、オークの小樽に入れソレラ方式で熟成。1990年から2013年まで毎年リザーブしてきたリキュールを、絶妙の比率でブレンド。

ピノ・ノワール70% シャルドネ30% 500CCボトル

テイスティング・コメント

光沢のあるブロンズがかった琥珀色。粘性は高め。チェリージャムやマラスキーノ・リキュール、オレンジピール、甘いメープルシロップや砂糖漬けの黄系果実の香りが広がり、アーモンドやシナモンなどのスパイス香がアクセント。ブランデー特有のふくらみのある芳醇なアロマが魅了する。他にチョコやカラメルのニュアンス、ドライアプリコットに煮詰めた洋梨のような香りもあらわれる。口に含むとやわらかくスムーズな飲み心地。溢れんばかりに香味が広がり、同時に強い粘性とグリセリン分が感じられる。まろやかで、優しくとろけるような甘さがあり、旨味がたっぷりとした凝縮感で満たされる。うっとりとするほどの美味しさ。繊細で軽めの酸が味わいを程よく引き締めており、スッキリとしたアフターへと誘ってくれる。優雅で、官能的な曲線美を描く。合わせるお料理:食前・食後酒はもちろんのこと、フォアグラや甘辛い味付けの肉料理、チーズ、デザートなど。飲み頃温度は10~15度でお楽しみを。