アンリ・ボノー

北新地バー

伝統あるシャトー・ヌフ・デュ・パプの至宝のアンリ・ボノー。 1997年に、気骨あるジャック・レイノー翁はお亡くなりになり、その存在はシャト ーヌフ・デュ・パプの守護神、神様として世界中のローヌ・ラヴァー憧れのワインを造り続けます。

僕も彼のワインに取りつかれたファンの一人です。 しかし、1957年からワイン造りを始めている、パーカー5ッ星生産者なのですが、 残念なことにアンリ・ボノーが所有するのは、たったの5ha、年間生産量が約1500ケ ースと大変少ないため、彼のワインは世界中で幻とまで言われています。

1995年のコメントで、パーカー氏は、 「アンリ・ボノーは、相変らず地上で最も目を離せない生産者の1人である」と言っています。

アンリ・ボノーのシャトー・ヌフ・デュ・パプを試飲するのは、桁外れにスリリングな体験である。これほどのレベルで凝縮した肉の旨みが燻したようなアロマと絡み合っているワインや、心が麻痺するほどに高度なレベルのエキス分やアルコールを持ったワインはめったにない。 こうした古典的なスタイルのワインはボルドーの第一級ワインと同じように熟成していく。

ごく最近訪れたときには、私は樽からのすばらしい垂直テイスティングに参加した、そこにあったのは、1986年(95点、ローヌのワイン・オブ・ザ・ヴィンテージ)、1983年(90点、完全に熟成していた)、1957年(完璧な100点、1990年ものもあ と15~20年熟成すればこうなるのではないかと私は期待している)、そして1949年 か1947年(ラベルが完全に風化してしまっているのでボノーにもよくわからなかった)の98点という、グルナッシュの真のネクター!

【「ワイン・バイヤーズ・ガイド」ロバート・パーカー著より抜粋 】

アンリ・ボノー レ・ルーリエ NV

ボトル ¥ 8,000

品種:グルナッシュ80%、サンソー20%日本には、正規のインポーターがなかっ たためほとんどアンリ・ボノーのワインは入荷していませんでしたが、今回アルカンさんが正規のインポーターさん になったため極少量、こういった稀少キュヴェが入荷できました。

この『レ・ルーリエ』は、ガール県とアルデッシュ県の境にあるラヴァル・サン・ロマン(ローヌ右岸)のブドウから造られている非常に珍しいヴァン・ド・ターブルです。グルナッシュが高比率で使われ、醸造は数十年使用した大樽で行った、 ボノーのスタイルのワインとなっています。 醸造はシャトーヌフ・デュ・パプと同じ造り方で造られ、複数ヴィンテージのブレンドとなります。そのためヴァン・ド・ターブルという格でありながら、存分にボノースタイルを堪能できる逸品となっております。

※「ルーリエ」とは、19世紀に、商品などを運ぶための「3頭の馬を連結させた荷車」を操縦する職人の呼称とのこと。

アンリ・ボノー  シャトーヌフ・デュ・パプ 2006
ボトル ¥ 18,000
アンリ・ボノーは基本的に、瓶詰めの直前まで、どのキュヴェに「キュヴェ・セレスタン」のエチケットを貼るか決めないそうです。

ワインの出来を見ながら、瓶詰めをし、キュヴェ・セレスタン」に選ばれなかった比較的お値打ちなヴィンテージ付きキュヴェです。

そして本人が気に入らなかったキュヴェはバルクで売りに出されます。



アンリ・ボノー
シャトー・ヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・マリー・ブーリエ 2006

ボトル ¥ 32,000

ワインアドヴォケイト:91ポイント彼のトップ・キュヴェは「キュヴェ・セレスタン」。2番目がこの「キュヴェ・マリー ・ブーリエ」です。そして、そのどちらにも選ばれなかったキュヴェが、スタンダードなシャトーヌフに、そして本人が気に入らなかったキュヴェはバルクで売りに出されます。

アンリ・ボノー
シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・レゼルヴ・デ・セレスタン 2005

ボトル ¥ 46,000

ワインアドヴォケイト:97+
ボノーの2005年は全体的に非常に高い評価を受けました。
「シャトーヌフ・デュ・パプ」の最も偉大な生産者の一人、アンリ・ボノー。彼の偉大さを一言で表現するなら、「シャトーヌフ・デュ・パプのアンリ・ジャイエ的存在」であり、ワインは「シャトーヌフ・デュ・パプのロマネ・コンティ」と言われています。

そして、これが正真正銘の彼の最高峰キュヴェ、レゼルヴ・ド・セレスタン。彼は基本的に、瓶詰めの直前まで、どのキュヴェに「キュヴェ・セレスタン」のエチケットを貼るか決めないそうです。ほとんど入手不可能と言われるセレスタンは、1990年はアドヴォケート100ポイントを獲得。他ヴィンテージにおいても全てがパーフェクトに近い評価を受けています。